パチンコと人生 ~岐阜レトロミユージアム 杉本勇治さん~ #2

パチンコと人生 ~岐阜レトロミユージアム 杉本勇治さん~ #2

こんにちは、偏愛パチンコライターの栄華です。

このサイトは、栃木県と東京都でパチンコホール「BBステーション」を経営する株式会社大善の「採用サイト」でございます。

 

前回記事はたくさんの方にお読み頂き、ありがとうございました。

今回も引き続き、岐阜県山県市「岐阜レトロミュージアム」の館長、杉本勇治さんにお話をうかがいます。

 

岐阜レトロミュージアム

 

杉本勇治さん

 

約4000台のレトロパチンコ台を所有するコレクターとして著名な杉本さん。愛してやまないパチンコ台たちが輝いていた「時代」を博物館という形で再現なさっています。

 

2021年9月現在、岐阜レトロミュージアム(岐阜レ)に設置されているパチンコ台を通して、杉本さんの人生を垣間見るインタビュー「パチンコと人生」。今回は、レトロミュージアムの取り組みが将来にどんな影響を及ぼすのか、その可能性や展望についてもお尋ねします。

 

レトロなパチンコ台がお好きな方やホール企業への就職希望者はもちろん、メーカー関係の方にも読んで頂きたいです。

 

#1 はこちら

 

旧要件末期とそれ以降の設置台

栄華(以下栄):引き続きよろしくお願いします。本当は全ての設置台に触れたいところですが「設置台情報などを発信するウェブサイトを意図的に持たない」という岐阜レさんのポリシーを尊重して、杉本さんの思い入れが伝わる台を中心に紹介したいと思います。

杉本さん(以下杉):そうですね。ここにある台がパチンコホールに設置されていた時代はインターネットもSNSもありませんでした。お店に入るまでどんな台に出会えるのか分からないワクワクを味わって頂きたいですので。

栄:了解しました。とはいえ、可能な範囲で沢山ご紹介したいので少しテンポアップしますね!

 

  

 


ニューギン『さめざんす5』

1990年(羽根物)旧要件機

賞球:5&8&10

大当り:最大8ラウンド継続、10カウント

最後まで勝利を諦めない

杉:この台はね、もう3度目ぐらいの設置なんですよ。

栄:確かに、以前は別な位置に設置されてましたね?

杉:外して戻って、外して戻って。お客さんから「さめざんすを打ちたい」って声が上がるんです。

栄:杉本さんにとっても思い出深い台ですか?

杉:もちろんです。お金のない時代によく打ちました。当時は『マジックカーペット』(三共)なんかも人気でどこの店にもあったけど、500円で1回もチャッカーに入らないような状態のホールもあったんですよ。その点『さめざんす』は馬鹿みたいに鳴いて100円でも当たる可能性があって。 そのぶん出玉は少なくて、当たっても出玉が上皿で終わってしまうことも多かったんですけど。

栄:チューリップ台みたいですね。

杉:羽根物とチューリップ台の間みたいな立ち位置だったと思います。 ほかの台に散々つぎ込んだあとで「財布の中に小銭しか残ってない。どうやって挽回しよう?」と考えた時に打てる台でした。

栄:今だと1円パチンコに逃げる感覚ですかね。

杉:そういう尻すぼみ的な感じではなくて……。1円パチンコの場合、勝つことよりも長く遊びたい気持ちの方が強い選択肢だと思うんです。『さめざんす』を打つときは勝つことを諦めてないんですよ。最後に残されたひとかけらの射幸心を満たしてくれるというか。お金のない若い人にとっては貴重な台だったと思います。

栄:そういう台が今もあればと思うんですが、出玉が少なめでコツコツ積み重ねていくタイプの羽根物ってあまりウケませんね。

杉:より出玉が多い機種、射幸性の高い機種を選び取ってきたのは結局僕たちユーザーですからね。後戻りはできないんですが、沢山の選択肢の中から店や客が選べる状態を作ることが僕は大切だと思ってます。

 

  

 


平和『ザ・トキオ』

1989年(羽根物)旧要件機

賞球:オール13

大当り:最大8ラウンド継続、10カウント

32年目の後継機『P NEW TOKIO』は希望の光?

栄:『さめざんす』のような、コツコツ当りを積み重ねる台に比べると、大当りまでの道のりはシビアだけど継続率が高く、出玉が多めの羽根物ですね。

杉:今年リリースされた後継機『P NEW TOKIO』(アムテックス)は打ちました?

栄:はい、けっこう打ってます。

 

P NEW TOKIO

(HEIWAグループ公式サイトより)

 

杉:僕は『P NEW TOKIO』に、今後の羽根物の光を見出してるんです。いや、羽根物だけでなくすべてのパチンコの光です。感じなかったですか?

栄:光……ですか。

杉:はい。スペックに光を感じました。2018年2月以降に検定を通った羽根物は、大当りが実質15ラウンドから9ラウンドになりましたよね。そして『P NEW TOKIO』のアタッカーの出玉はいくつですか?

栄:14個……?

杉:そうです。前作『トキオスペシャル』は10個でしたが14個になった。増えてるんです。だから実質9ラウンドでも1000発近い出玉を得ることができる。よく考えてみてください、8ラウンド・オール13の旧要件機に近くなったと思いませんか。

栄:はっ、確かに。

杉:なぜ羽根物が新要件になって廃れたか。僕は15ラウンドのせいだと思ってます。ゲーム性が崩壊して羽根物は死んだんです。進化させてはいけない部分を進化させてしまった。「魔の15ラウンド」が30年かけてやっと終焉したと僕は思ってるんです。

栄:考えたことなかったです……。レトロ台マニアの中に、杉本さんと同じ「光」を感じている方って多いんでしょうか?

杉:もちろんいます。でもたいてい僕に言われるまで気づいてないですね。羽根物はこれからさらなる軌道修正の大河を渡っていくわけですが、ちょっとした舵取りが大事だと思います。メーカーが意識的にこういう台を出して行かないと変わらないですから。

栄:『P NEW TOKIO』は意識的に作られたと思いますか?

杉:わかりません。15ラウンドに慣れたユーザーを離さないために、9ラウンドでも1000個の出玉が取れるように賞球数を調節したに過ぎないのかもしれません。でも奇しくもそれが、羽根物を黄金時代に近づけた。『P NEW TOKIO』がもたらした変化をホールも感じ取るべきだと思います。低貸しで利幅の小さい営業をするよりは、4円の羽根物にしっかりお客がつく時代を取り戻したいはずですから。

栄:今後、管理遊技機の動向も気になりますし、先を予測するのは難しいですが、私も羽根物の復権を願ってる一人です。

杉:遊技環境の変化や規制は打ち手の感覚も一新するチャンスだと思うんです。ユーザーにも羽根物に起こっている小さな変化に気付いて欲しいです。

 

 

 


平和『クライマックス』

1996年(現金機・ノーマルデジパチ)

大当り確率:1/210 賞球:7&15

大当り:16ラウンド、出玉約2400個

先見性を拾い上げることも役割

栄:打ったことないです。これって透過液晶ですか?

杉:その走りだと思います。ギミックとして好きなので最近導入しました。液晶の後ろ側を通る玉の影がレントゲン写真のように見える、ちょっと革新的な台ですよね。

栄:(実際打ってみて)わあああ~。玉影がカッコいい! 映画『SFサムライフィクション』みたい!

 

 

栄:こんなに洒落てるのに、名機と評されてはいないですね。

杉:あまり人気がなかったので、ホールで現役だった期間は短いです。時代が悪かったせいで不遇でしたね。

栄:1996年発売……5回リミッター規制の時代ですか。時短もない、どノーマルな現金機ですね。

杉:メーカーは連チャン性能なしにどうやってお客さんを喜ばせるかを考えて試行錯誤していたんじゃないですかね。そんな時代にこうした先見的なギミックを搭載した台が出ていたことを知ってもらうのも岐阜レの役割のひとつかなと思います。

 

 

 


三星『ショウロンポウ2』

1997年(一般電役)

大当り確率:1/170 賞球:6&13

大当り:出玉約2400個

お客からもホールからも愛された

杉:三星が一般電役の名機を次々と出していた時代ですね。『オークス』とか『アンニンドウフ』とか。『ショウロンポウ2』は一般電役のお手本と言っていいでしょう。リーチの信頼度のバランス、出玉性能、デジタルの表示、すべて秀逸です。飽きずに打ち続けられるシステムが完成されてますね。

栄:人気機種だったので当時の思い出に浸るために打つ人が多いんでしょうね。

杉:あと、ホール関係者とかね。

栄:ホール関係者が過去の人気機種から何かを学びとろうとして打ちに来られるんですか?

杉:いえいえ「昔ウチの店ですごく人気があったんだよね~」みたいな感じです。ホールにもお客にもウケが良かったんですよ。

栄:理想的ですね。一般電役っていいなあ。もっとリリースされてほしい。

杉:岐阜レでも安定して人気があります。人気がありすぎて外せない。お金が動かないぶん、お客さんは「いかに心地よいか」を基準に台を選びます。25年前の台が今打っても面白いってすごいことですよ。中古台としては流通量が多くて市場価値は低いんですけど、コレクター的な価値とお客さんの価値は違うんですよね。岐阜レに設置したことで、この台のポテンシャルに改めて気付かされました。

 

 

 


大同『ミサイル7-7-6D』

1996年(普通機)

賞球:オール15

大当り:出玉約3500~4500個

スーパーコンビじゃありません!

杉:誰もが指をさす台ですね。 しかも多くの人が「コンビだ! スーパーコンビがある!」って間違えます。

栄:(笑)「レトロ台ゲーセンあるある」みたいな感じですね。

 

これが『スーパーコンビⅡ』(三共・1986年)

 

杉:それだけ認知度の高い『スーパーコンビⅡ』じゃなく、なぜこの台を設置するか。ウチのような景品交換ができない施設だと、お客さんが大当りを止めちゃうんです。

栄:止めちゃうとは?

杉:『スーパーコンビⅡ』は大当りするとチューリップが開いて、店が決めた定量の払い出しが終わると店員が来て終了させますよね。交換ができない岐阜レでそれをやったところでお客さんは「分かったからもう終了しちゃって」って言うんです。

栄:あ~。時間制のゲームセンターですから、そこは割愛して他の台に行きたいと。

杉:こっちとしては至福の右打ち時間を楽しんでもらいたいんですけど、なかなか分かってもらえない。それがツラくて。でもその点『ミサイル』には「チューリップが閉じるまで」っていう大当りの終わりがちゃんとあります。単発打ちとかダブル入賞とか、右打ち中の技術介入も楽しんでもらえますしね。

栄:完璧な対処策ですね。現役当時は杉本さんもかなり打ちましたか?

杉:岐南町のホール「Y」に新台で入った時、初日から打ったのが忘れられない思い出です。500円で1個クルーンに入ったんですよ。

栄:ええっ、すごっ!

杉:夜6時開店、8時閉店でした。

栄:アツすぎる!

杉:鉄火場でしたよ。一回交換だから終了ごとに玉を流しに行かなきゃいけないんですけど、台を離れるときにライターを置いて行ってもガラの悪いお客にポイって捨てられて、戻ってくると別な人が打ってるんです。2日目は友達を呼んで、無人状態にしないよう交代で打ちました。2時間しかなくても5~6回当たりが取れましたから二人で1台を打っても大満足で。あんなお祭りはもう経験できないでしょうね。

 

 

 


DAIICHI『CRA がんばれ!! タブチくん!!』

2007年(羽根物)賞球:5&9

大当り:実質2Ror6Ror7Ror14Ror15R、9カウント

直撃大当り確率:1/398.5

2000年代~現行機へのメッセージ

栄:わあ、タブチくん、好きだった~。この台にはどんな想いが?

杉:リリース当時は大当りラウンドの賞球9個っていうのが衝撃で「9個で勝負できんの?」って驚いたんですけど、面白さが出玉の少なさを凌駕しましたね。

栄:玉の動きもイレギュラー要素がふんだんにあって楽しかったですね。

杉:液晶演出も脱力系というかユーモアがあるし、直撃大当りも良いスパイスになってますね。

栄:それにしても新しめの台ですよね。と言ってももう15年近く前ですが。

杉:この位置(シマの奥側、カウンターに近いカド台)は、基本的に新しめの台を設置する場所にしてあります。

栄:現行機が入っていたこともありましたね?

杉:はい。『ノルソル』(ディ・ライト)とか『今日もカツ丼』(豊丸)とか。

栄:台のチョイスにはどんなメッセージがあるんでしょう。

杉:基本的に現行のメーカーに対してのリスペクトですね。「頑張ってよくこれを作ってくれたね賞」みたいな感じです。大半のホールやユーザーが認めなかった台でも俺は分かってるからねって(笑)

 

 

岐阜レトロミュージアムの未来

 

岐阜レは「ゴースト」でありたい

栄:ここからは岐阜レトロミュージアムの「未来」についてお聞きします。今後はどんな展開があるんでしょう?

杉:はい。最終形への道のりは第3段階まであります。第1段階が現状。第2段階と第3段階は……秘密にしておきます。

栄:えー。モヤる~。

杉:というのも、岐阜レは「ゴースト」でありたいという気持ちがあるんです。

栄:ゴーストとは?

杉:不確定要素を多く孕んでいたいということです。謎の部分が大きければ大きいほど、ここは夢の空間になりますから。

栄:公式ウェブサイトを持たず、電話番号やメールアドレスも公開なさってませんしね。謎多きミュージアム、確かにそそられます。現状すでに山県市でも屈指の観光施設になっていて、段階が進むごとに地域に還元できることも増えそうですね。

杉:ええ。市からはけっこう認めて頂いてると思います。問合せ先を設けていないせいで、全国から市役所に電話が殺到して、一時市役所の回線がパンクしたことがあって、それに驚いた市長がこちらに出向いて下さったこともありました。

栄:今後も連絡先を公開する予定はないんですか?

杉:賛否両論ありますが、ありがたいことに、情報を消すという手法を支持して下さる方も多いので当分は続けようと思います。

 

 

コロナ対策~「口コミ」は諸刃の剣

栄:Googleマップなどに口コミはたくさん書き込まれていますね。

杉:口コミで評判が広まっていく。それもオープン以来貫いている手法のひとつですね。しかし口コミは諸刃の剣なんです。

栄:というと?

杉:コロナ対策について認知してもらうのが大変で、伝わるまで1年かかりました

栄:1年!? なるほど……。ウェブサイトもなくSNSも使わず、自力で発信できないのでお客さんに口コミをあげてもらうのを待つしかないんですね。

杉:例えば、ウチは台間に飛沫防止ボードを作ってないんですけど、世間的にはあれが有効なコロナ対策として定着してるじゃないですか。ボードがない=コロナ対策をしていないと見なすお客さんが出てきて、口コミに悪く書かれてしまったことがあったんです。 

栄:なんてこと……。すごくちゃんと対策なさってるのに。

杉:1年やり続けて、ようやくお客さんが口コミに「台移動するとすぐに消毒してくれるから安心です」って書いてくれるようになりました。

 

<岐阜レトロミュージアムの感染症対策>

・入場時の検温、手指消毒

・遊技スペースではマスクを外さないよう徹底(飲食も禁止中)

・台間を区切るパネルは換気効率を悪化させるのであえて設置しない

・遊技時間がほんの数分でも離席したら即座にアルコール消毒

・玉箱を伏せて置くことで「消毒済み」の表示を行う

・椅子を一台おきに置いて間引き営業

・スロットのメダル洗浄機を購入

 

 

レトロ愛好者は老害?

栄:最後の質問です。我々のようなレトロ愛好者って、よく「老害」とか「懐古厨」って言葉を投げつけられるじゃないですか。過去にすがってるわけでも、若い人の芽を摘んでるわけでもなく、未来を見るために過去を知ることが必要だと思ってるんですが、それをうまく伝えられなくて。杉本さんはいかがですか?

杉:レトロ台にしても、栄華さんのような写真や資料にしても、残すことの意味ってどれだけあるのか? という問いにはぶち当たりますよね。人間の命はたかが100年。意思を引き継いだところで、500年後にパチンコ屋自体があるかどうか。

栄:無いと思いますね……。

杉:人生を突き詰めたら人間が絶対に行う行為は「生まれて死ぬ」ということだけです。問題はその間に何をするか。 僕の答えは「意識、記憶、そして想い」です。僕は僕が生きたこの時間、時代を愛しています。だって、パチンコが生まれ成熟し、電気仕掛けとなってアナログとデジタルの融合バランスが最高点に達した、その黄金期をリアルタイムに味わい多感な時期を過ごせたんですから。地球が始まって46億年の中の15年ほど。その貴重な一瞬を過ごせた同世代の人と、蒐集品を通してまたあの頃を思い出し、浸り、喜び、明日への活力を生み出すんです。過去にすがるのは愚行とも言われますが、人間の活力は決して未来から得られる物ばかりではないと言うこと。人は過去を糧に未来を目指す生き物です。僕が大事にするのは、過去を暖めてより良い未来、そして現在を生きようということです。「昔は良かった」その言葉に依存するのではなく、昔の想いと共存して生きて行くのが人間なんです。僕は僕たち世代の人間がこの世から去るまで、過去の想いに寄り添うお手伝いをしながら、一緒に喜びを分かち合いたいですね。

 

 

インタビューを終えて

過去から未来へ。私には、現在の設置台と杉本さんがひとつになり、共に言葉を紡いでいるかのように感じられました。

 

実を言うと、個人的に一番お聞きしたかったことと、その答えはこの記事のどこにも書いていません。#1の冒頭に書いた「信頼できる後進に自分の集めた資料や写真を託す」ことについてです。

 

蒐集したものを誰かに託すためには「託されたい」と思ってくれる人が必要です。そして、託されたいと思ってもらうためには蒐集物に「価値」がなければいけません。最も端的なのが「お金を生み出す」という価値。私の一番苦手なところです。

 

杉本さんも私もジャンルこそ違えど同じコレクターです。蒐集物の価値を信じ、守ることはコレクターの責任でもあります。そして杉本さんは託すためのシステムを着実に構築しようとしています。

 

今の私は杉本さんの背中を追いながら、こぼれ落ちてくる眩しい言葉に目を細めているだけのちっぽけな存在です。いつの日か、同じ時代を生き、どうしようもなくパチンコ愛している人間の一人として、お互いを補い合える関係になれたらと感じました。

 

岐阜レトロミュージアムには、命を削って集めてきたものたちを未来へ贈り届けるためのヒントと、パチンコが失いかけている希望があります。

 

 

ライター紹介:栄華

パチンコライター。全国2600ヶ所以上のパチンコ店を探訪し写真撮影を行うほか、パチンコ書籍やパチンコ玩具等の蒐集など周辺文化の探究に軸足を置いた活動を行う。パチテレ!「パチンコロックンロールDX」レギュラー出演。パチンコ必勝ガイドにて「栄華の旅がたり」連載中。著著「八画文化会館VOL.7 ~I ♡ PACHINKO HALL パチンコホールが大好き!!~」が好評発売中。 偏愛パチンコバンド「テンゴ」で作詞とボーカルを担当。